球磨郡五木村では特産の『くねぶ』の収穫が最盛期を迎えています。
『くねぶ』はインドシナ原産の在来柑橘で、九州沖縄の一部でのみ栽培されていて、〈幻の柑橘〉と呼ばれています。
五木村では、約30人の生産者でつくる『くねぶ生産組合』が栽培を行っていて、瀬目地区の竹下 和美 さんの畑では、収穫がピークを迎えています。
竹下さんは「『くねぶ』はいろいろな料理に合う柑橘なので、輪切りにして焼酎に入れたり、焼き魚や唐揚げなどに果汁をかけたりして楽しんでほしい」と話していました。
収穫した『くねぶ』は地元の物産館などで販売されます。