千葉・柏市の古着店で目撃されたのは、精算機にお金を入れるキャップをかぶった人物。
商品を袋に入れて店を後にしましたが、実は…。

店のオーナー:
精算せずに商品をそのまま持ち帰った。

盗まれたのは人気ブランドのスニーカーで、窃盗の一部始終を防犯カメラが捉えていました。

10月26日午後6時40分ごろ、スマホを片手に店内へ入った万引き犯はまず、スニーカーを手に取り、履き心地を確かめるように試着していました。

この時、たまたま防犯カメラで見ていたという店のオーナーは、「リアルタイムで見ていた。スニーカーを自分で履いて、サイズ確認している時に何回も外を見ていた。絶対これ怪しいなと思った」と話します。

さらに、万引き犯はダウンジャケットなども試着しながら約20分にわたって品定めし、レジに持ってきたのは、販売価格5000円の人気ブランドのスニーカーです。

精算機の画面を操作し、お金を入れますが、売り上げとして入っていたのはわずか30円だったといいます。

店のオーナー:
お財布を出して、10円を3回すぐ入れた。自宅からは1時間ほどかかるので現場もおさえられないし、もどかしい気持ちでいっぱいで、どうすることもできない。

オーナーは被害届を提出し、警察は窃盗事件として捜査を進めています。