Bリーグ1部、島根スサノオマジックは11月1日と2日、ホームで今シーズンB1に昇格した「アルティーリ千葉」と2連戦でした。
ともに大接戦となる激闘を制し、島根は7連勝です。

連勝を「5」に伸ばしアウェイから凱旋した島根。
けが人続出のピンチです。

開幕から欠場が続く岡本に加え、守備の要・白濱が10月29日の大阪戦で脳震盪、得点源のクラークも太もも内側のけがで全治約1か月。
「満身創痍」の島根は、アメリカ出身のビッグマン、オルフェミ・オルジョビを緊急補強しました。

1日のゲーム1。
苦しいチーム状況のなか、エース岡田が不安を吹き飛ばします。
極上のスキルで相手ディフェンスを翻弄。
17得点、7アシストと大暴れです。

後半は、ニック・ケイが躍動。
マカドゥへのアリウープを演出すると、自らのアタックでバスケットカウント。
頼れるキャプテンがチームを鼓舞します。

終盤に千葉の猛追で、残り3分、1点差まで詰め寄られましたが、土壇場で納見が値千金のスリーポイントシュート。
島根はこのまま逃げきり、連勝を「6」に伸ばしました。

続く2日のゲーム2、主役はこの人、新加入・オルジョビが魅せました。

高さと機動力を生かしたドライブに、スリーポイント。
前半だけで10得点をマークします。
これに若武者・横地が続き、島根は1点リードで前半を折り返します。

後半、第3Qはスリーポイント攻勢。
岡田が2本を立て続けに沈めると、オルジョビも終了間際にスリーポイント。
魅せました。

しかし、千葉が驚異の追い上げ。
残り1分で3点差に。

ここで、2日も納見。
スリーポイントを沈めて、千葉を振り切りました。

これで7連勝の島根、MVPに選出されたのは、チーム合流から3日目、まさに救世主のオルフェミ・オルジョビでした。

島根スサノオマジック オルフェミ・オルジョビ選手:
チームのみんなが僕をとても楽にさせてくれました。「とにかく自分らしくやればいい」と言ってくれたんです。まだ学びの途中ですが、日本に戻ってこられて本当に嬉しいです。一緒に経験を積める素晴らしい仲間たちです。

島根、次の試合は11月5日にサンロッカーズ渋谷と、そして8日と9日には千葉ジェッツと対戦。
アウェイでの厳しい戦いが待っています。

TSKさんいん中央テレビ
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