地域や社会の仕組みを学ぼうと、秋田市の高校生が模擬的な株式会社を設立し、地元企業の経営者などに事業計画をプレゼンしました。

この取り組みは、高校生が模擬的に立ち上げた会社で商売を行い、利益を競う中で地域や社会の仕組みを学んでもらおうと行われました。

3日は、秋田市の秋田高校、秋田南高校、秋田北高校の生徒約80人が参加。

地元企業の経営者などの投資家に、グループに分かれて練り上げた事業計画をプレゼンしました。

秋田南高校の生徒は「ターゲット層はかわいいもの好きの全世代。特に子どものいる家族層を想定。プレーンドーナツは原価が約180円。売値が430円。1個当たりの利益は250円。販売予定個数は125個。25個以上販売すると売り上げが黒字になる」と、細かい部分まで考えられた事業計画を発表しました。

このあと高校生たちは、投資家から実際に出資金を受け取り、司法書士からサポートを受けて、模擬的な株式会社を設立させました。

高校生たちは、12月に開発した商品の販売会を行うことにしています。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。