3日午前、秋田県湯沢市の山林で損傷の激しい女性の遺体が見つかりました。遺体は2日から行方不明となっていた女性(79)で、警察はクマに襲われた可能性が高いとみています。
3日午前9時ごろ、湯沢市川連町の山林で捜索していた市の職員が、あおむけの状態で倒れている女性の遺体を見つけました。
遺体は損傷が激しくかまれたような痕があることから、警察はクマに襲われた可能性が高いとみています。
現場周辺では2日から行方が分からなくなっていた近くに住む女性(79)の捜索活動が行われていて、顔の特徴や所持品などから遺体はその女性であることが分かりました。
女性は2日の朝に別の場所に住む家族に「山に行ってくる」と電話で話していて、夕方になっても自宅に戻らなかったことから家族が警察に通報していました。
警察によりますと、女性はこの時期によく近所の山にキノコ採りに出かけると家族が話していて、女性の遺体のそばには、かごが残されていました。