3連休最終日の3日、普段入ることができないキレイな海を一望できるある場所に、TSSのカメラが潜入しました!

【辰巳麗キャスター】
「おー!すごい!いい景色!」

ここは瀬戸内海に浮かぶ島々など絶景が見渡せる、広島市南区の元宇品公園にある「宇品灯台」。今月1日が「灯台記念日」にあたることにちなんで、3日、一般公開されました。

3連休最終日の3日は家族連れなど多くの人たちが訪れ、県内一の高さを誇る灯台からの景色を楽しんでいました。

【訪れた子どもは】
Qどうだった?
「初めて行ってみて楽しかった」
Q何が見えた? 
「船」

さらに、こちらの灯台マニアの方。灯台のある部分に注目しているといいます。

【横浜・名古屋から訪れた灯台マニア】
「第6等(閃光レンズ)というのがここと、日本に2基しかないその中の一つ」
「皆さんはこっち見て写真撮りますけど、こっちみて写真撮ります」
「すごい古いのにいまだに現役で動いているのはすごいなと思います」

この灯台で使用されているレンズはフランス製で、100年以上の歴史を持つ
とても希少なものなんです。

広島湾を見守ってきた宇品灯台は、完成当時のままの変わらぬ姿でこれからも海の安全を守り続けます。

海上保安庁では11月1日を灯台記念日と定めているということですが、日本で最初の洋式灯台である横須賀市にある「観音埼灯台」の工事に着手した日を記念日に設定しています。

それが明治元年で、今年で157周年を迎えるということで歴史を感じます。

現場にいた灯台マニアの方によりますと、景色と同じくらい、もしくはそれ以上にレンズや機器の歴史が魅力的ということで、訪れた際には外側の景色だけではなくレンズにも注目してみてはいかがでしょうか。

テレビ新広島
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