日経トレンディが先ほど「2025年ヒット商品ベスト30」を発表した。
1位には、「大阪・関西万博withミャクミャク」が選ばれた。前回、愛知・名古屋で開催された2005年の「愛・地球博」を上回る計2500万人が来場し、公式キャラクターのミャクミャクなど関連グッズの売り上げが後押しして230億円以上の黒字を記録した。
2位にランクインしたのは、俳優・吉沢亮さん主演の映画「国宝」。圧倒的な「芸」を見せつけ、興行収入162億円を突破、シニア層から若者への逆転拡散で本物の歌舞伎の人気にも火をつけた。
3位は、発売からわずか4日で初代の2倍となる売り上げを記録し、「機種変更」感覚の需要を開拓してヒットした「Nintendo Switch 2」、そして4位には平成時代に流行したキャラクターやアイテムが再評価される現象「平成女児売れ」、5位には「せいろブーム」が続いた。伝統的な調理器具のせいろは初心者でも扱いやすいことが再認識され、無印良品の商品は発売から10日間で完売となった。
また「今年の顔」には、BE:FIRSTなどのプロデュースを手掛け自身もアーティストとして活動するSKY-HIさんと森香澄さんが選ばれた。
そして2026年にヒットしそうなものの1位は「多言語リアルタイム翻訳」。会話やテキストなどをAIで瞬時に通訳してくれるツールで、旺盛なインバウンド需要は、まだまだ続くとみられている。
「2025年ヒット商品ベスト30」のランキングは以下の通り。
1位 大阪・関西万博withミャクミャク
2位 国宝
3位 Nintendo Switch 2
4位 平成女児売れ
5位 せいろブーム
6位 麻辣湯(マーラータン)
7位 THE ANSWER
8位 長崎スタジアムシティ
9位 Jiffcy(ジフシー)
10位 アレンジ系希釈飲料
11位 OC Handy Compact
12位 スープ激うま!
13位 ラブブ
14位 「お~いお茶PURE」シリーズ
15位 ポケポケ
16位 クイックル 洗面ボウルクリーナー
17位 アサヒ ザ・ビタリスト
18位 辛ラーメン トゥーンバ
19位 KIRE-NA
20位 カップ入り お茶づけ海苔、同 さけ茶づけ
21位 スマートリング
22位 エリクシール ザ セラム aa
23位 大人のやる気ペン
24位 ピュオーラ 炭酸ハミガキ
25位 Moflin
26位 dカード PLATINUM
27位 弾けるしゅわしゅわアイスバー
28位 映画『8番出口』
29位 ジャングリア沖縄
30位 令和の米騒動