富山県内では31日もクマの出没が相次ぎ、このうち立山町の住宅地では連続してクマが目撃され、緊張が走りました。
31日午前10時20分ごろ、立山町芦峅寺の住宅地でクマが目撃されました。
約2時間後の正午ごろには、そのすぐそばで「クマが神社から道路を横切って歩いていた」という通報もありました。
*茨城県からの観光客
「クマがトコトコと、そんなに大きくなかった。びっくりした、戻ってきたらどうしようと思った」
町の職員などが周辺をパトロールし、子グマのものとみられるふんを確認し、注意を呼びかけています。
そして、午後1時ごろには現場からおよそ1キロ離れた小見小学校の近くでもクマが目撃されました。
この場所では、30日もクマが目撃され、付近の工事現場の作業員がカメラでその姿をとらえていました。
小見小学校では、児童をスクールバスで送迎し、屋外での活動を中止するなど、警戒を強めています。