2025年も早いもので、残すところあと2カ月。全国の郵便局で、「年賀はがき」の販売が一斉に始まり、早速たくさんの人が買い求めていた。

30日朝、山形市の山形中央郵便局で、年賀はがきの販売前セレモニーが行われた。

山形ワイヴァンズのマスコットキャラクター「ヴァンゴー」や、地元の幼稚園児たちが招かれ、歌で年賀はがきの販売開始に華を添えた。

(リポート)
「午前9時。販売開始と同時に、見てください、多くの人が列を作って年賀はがきを購入している」

2026年用の年賀はがきは「無地」のほか、「絵柄付き」など計6種類が販売された。
中でも全国版と東北版には、2026年のえとの午にちなんで、福を招く縁起物「左馬」が将棋の駒に描かれたデザインとなっている。

訪れた人たちは、お気に入りのデザインを吟味しながら、年賀はがきを購入していた。

(客)
「去年喪中だった。その分ことしは頑張って書こうかな思っている。普段まったく合わない中学校の時の同級生とか、“元気でいるかな”と思いながら書こうと思う」

「ことしも元気に過ごせたこと、来年もよろしくという想いを込めている。今、LINEなどの通信で済ませることが多いが、年賀はがきの写真で現状を伝えられることが魅力」

(山形中央郵便局 窓口営業部・花輪康徳部長)
「年始のごあいさつということで、貴重な存在として年賀はがきを残していきたい。きょうから販売なのでよろしくお願いしたい」

年賀はがきの受付は12月15日からで、元日に届けたい場合は12月25日までに投函するよう呼びかけている。

さくらんぼテレビ
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