韓国・ソウルの梨泰院で159人が死亡した雑踏事故からまもなく3年となります。
外国人犠牲者の遺族が25日、事故現場を訪れました。
2022年10月、ソウル市内の梨泰院で発生した雑踏事故ではハロウィーンに集まっていた若者ら159人が犠牲になりました。
このうち、日本人留学生2人を含む26人の外国人も命を落としていて、一部の遺族が25日、現場を訪れ献花しました。
事故原因をめぐっては、韓国政府は今年7月から再調査を行い、事故現場に近い大統領府周辺でのデモ対応を優先したため、現場の警備が十分でなかったと発表しています。
一方、遺族は、救助が遅れた原因究明が不十分だとして、さらなる調査を求めています。
遺族代表:
3年が経ちましたが、まだ真実はすべて明らかになっていません。
あなたたちの悔しさが無駄にならないように私たちが真実を明らかにします。
遺族や韓国政府は29日に大規模な追悼式典を行う予定で、日本人犠牲者の遺族も出席する予定です。
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