福島県人事委員会は県職員の給与について、平成以降2番目の上昇幅となる引き上げを勧告した。
県人事委員会が県職員の給与を県内117の民間企業の平均と比較したところ、月給で1万1165円、ボーナスで0.05か月分低い状況だった。
このため県人事委員会は県職員の月給を行政職の平均で3.3%、ボーナスを0.05ヵ月分引き上げることを勧告。
月給の引き上げ幅は1991年以来34年ぶりの水準で、行政職の平均年齢の41.2歳の年収で見ると20万9801円増えることになる。
月給とボーナスの引き上げ勧告は4年連続で、県によると今回の勧告の対象者は約3万人、勧告に従えば年間であわせて79億1000万円の増額となる。