アサヒグループホールディングスなど企業へのサイバー攻撃が相次ぐ中、金融庁は金融機関を対象にしたセキュリティー訓練を行いました。
訓練は銀行や証券会社など中小の金融機関を含む過去最多の177社が参加して行われました。
サイバー攻撃による顧客情報の流出を想定した訓練ではより実践的にするため金融機関はテレワークで参加し、問題発生時の初動や組織の内外が連携して顧客対応や復旧作業にあたれるかを確認しました。
金融業界では2024年末にメガバンクを標的にしたサイバー攻撃が相次いだことなどから金融庁は「サイバー攻撃の脅威は著しく台頭し続けているため官民が協力し、平時から備えを強化しておくことが不可欠」としてます。