9月14日夜、岩手県紫波町の住宅で作業小屋に保管していたブドウがクマに食べられる被害が確認されました。
この住宅では13日も同様の被害があり警察が警戒を強めています。
14日午後9時前、紫波町佐比内の農業・高橋妙子(76)さんから「作業小屋の中にクマがいるようだ」と警察に通報がありました。
高橋さんが現場を確認したところ、ワイン用として出荷するため保管していたブドウ10房が食べられていたということです。
作業小屋にはクマの足跡が残されていたことから、クマが建物の裏手の壁を壊して進入し、ブドウを食べた後、入口のガラスを割って外に逃げたとみられています。
人への被害はありませんでした。
被害に遭った 高橋妙子さん
「(ブドウが)売り物にならないから悔しい。周りにけが人が出ると困るので…」
高橋さんの作業小屋では13日も同様の被害があったことから警察が周辺の警戒を強めています。