鯖江市で10月に開かれる音楽フェスで、地元の高校生たちがプロの人気ジャズバンドと一緒に作り上げた曲を披露します。曲名は、思いを掛け合わせるという意味を込めた「カケル」です。その練習に密着しました。
  
鯖江市にある県立鯖江高校を訪ねると、クラブジャズバンド「ジャバループ」のメンバーが吹奏楽部の部員と合同練習をしていました。ジャバループはジャズとクラブミュージックを融合させた、国内外で活躍する4人組バンドです。
   
交流のきっかけは、2年前に鯖江市内で行われたイベントで鯖江高校の吹奏楽部と共演したことでした。
  
10月に開かれる「鯖江ジャズフェスティバル」に向けてジャバループが特別に楽曲を制作し、鯖江高校の生徒がサックスのソロパートと曲名を考えて完成させました。
 
曲名は「カケル」。“それぞれの思いを掛け合わせてできた”との意味が込めれられています。生徒たちは「ハーモニーも考えながら楽しむことを意識したい」「カケルという題名なので青春もイメージして曲で希望を伝えたい」と話します。
  
また、ジャバループのまことさんも「どんどん曲が一人歩きして広がっていくといい。いろんな人とコラボして幸せな気持ちにしてくれる曲になれば」と話しています。
 
「カケル」は、まず10月1日に鯖江高校の文化祭で披露し、10月18日の「鯖江ジャズフェスティバル」でも、鯖江高校の吹奏楽部が演奏します。

福井テレビ
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