北朝鮮の金正恩総書記と韓国の国会議長が訪問先の中国で対面しました。

韓国の国会議長室はウ・ウォンシク議長が2日、訪問先の北京で金総書記と対面し握手を交わしたと明らかにしました。

これに先立ち、ウ議長はプーチン大統領とも面会し、プーチン氏から「南北関係をどうみているか。金総書記にどんなメッセージを伝えたらよいか」と尋ねられたということです。

ウ議長は「南北が平和と繁栄の時代を切り開いていくことを希望する」とした上で、「困難な状況でも朝鮮半島に平和を定着させていくことが今非常に重要で、そのために努力する」とプーチン氏に伝えたということです。

金総書記は2023年、南北は「敵対的な国家関係」だとして統一政策を放棄する考えを示し、南北間の対話は途絶えた状態が続いています。

一方、2025年6月に就任した韓国の李在明大統領は北朝鮮との融和を探っていて、国際舞台での接触が今後、南北の対話再開につながるか注目されます。

フジテレビ
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国際取材部
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