天皇皇后両陛下は栃木県の那須御用邸を訪れ、太平洋戦争の激戦地・硫黄島の元島民で、那須町に住む女性たちと懇談されました。

26日、両陛下は那須御用邸にある施設を訪れ、硫黄島の元島民と面会されました。
戦後80年にあたり、2025年4月に激戦地・硫黄島へ慰霊の旅を行った両陛下は、大戦中に硫黄島から本土に強制疎開させられ、戦後那須に入植した島民がいたことを知り、面会を希望されたということです。

両陛下は、現在も那須町に住む90代の女性と懇談し「疎開も大変でいらっしゃったんじゃないですか」などと、戦中戦後の苦労に寄り添われました。
また、「男の人は全部残りました。向こうでみんな亡くなった」と話した元島民の女性に対し、陛下は「つらい思いをなさいましたね」と声を掛けられました。
両陛下は那須御用邸に1週間程度滞在されます。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(14枚)