今回の記録的大雨による、20日午前9時時点の熊本県内の被害です。

熊本県によりますと、一連の大雨で亡くなった人が熊本市で1人、八代市で1人、甲佐町で2人、安否が分からない人が熊本市で1人となっています。

続いて、住宅への被害です。

全壊が8棟、半壊が41棟、一部損壊が79棟。

そして、浸水被害は床上2377棟、床下2772棟となり、計5000棟を超えています。

また、熊本県は20日、被災者の住まいの再建に向け、『応急修理制度』と『賃貸型応急住宅制度』を創設すると発表しました。

『応急修理制度』は市や町が必要最小限の応急的な修理を行うもので、半壊以上で上限73万9000円、準半壊で上限35万8000円を負担します。

また、『賃貸型応急住宅制度』は居住する住宅が無い世帯に対し、熊本県が民間賃貸住宅を借り上げ、応急仮設住宅として提供するもので、世帯人数によって、1カ月当たりの家賃の条件が定められています。

熊本県は、この2つの制度について、20日以降に受付を開始するとしていて、熊本市も同じ制度を実施するとしています。

テレビ熊本
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