2016年の熊本地震で甚大な被害が出た阿蘇郡西原村で、毎年この時期にオープンする『ヒマワリ迷路』が人気です。ことしはライトアップなどもされて、『光るヒマワリ迷路』となり、夜も楽しめそうです。
約10万本のヒマワリが咲き誇る、西原村です。
【JA阿蘇青壮年部西原支部 丹生 幸宏さん】
「毎年のように熊本地震の後からヒマワリの迷路作りをやっている。ちょっとでも西原村の復興・復旧の足がかりになってもらって元気を届けたい」
2016年の熊本地震で、西原村は甚大な被害に遭いました。
その後、被災して作物を育てられなくなった畑に、地元の農家や復興を支援する団体などが協力して、毎年、ヒマワリの迷路を作ってきました。
ことしの迷路は、これまでより背丈が高いヒマワリを選び、8月13日に完成しました。
「ヒマワリ迷路、オープンです」
【演出を担当したTHEATER0 中村 圭さん】
「来年で熊本地震から10年。それに合わせた復興も含め、(8月11日までの)
大雨で被害を受けた人たちに元気を与えられるようなテーマで作っている」
プロジェクションマッピングとライトアップは初めての試みです。
【西原村から訪れた人】
「すごく幻想的で、今まで見たことない景色」
【熊本市から訪れた小学生】
「きれいだった」
「昼間と違う様子が見られた」
西原村の『光るヒマワリ迷路』は8月22日(金)までです。
午後7時半からは入場料500円がかかります。5歳以下は無料です。