厳しい暑さが続くと体調への影響が心配されますが、熱中症のリスクはペットにも。夏場に入り、暑さの影響で体調を崩している犬が多いということです。
獣医師は特に鼻の短い犬は暑さに弱く、注意が必要だと指摘します。
◆大分小動物病院 吉野信秀院長
「犬はハアハア息をするのが普通だがそれが強かったりとかよだれが多くなったり、遊び疲れたのか大人しくなってるとか、そういうのは(熱中症の)予備軍」
吉野院長によると、近年は飼い主の暑さ対策などにより熱中症になるペットは減っていますが、万が一重症化した場合は命にかかわる危険性もあります。
このため、散歩を早朝や夕方以降の涼しい時間帯に行ったり、首に保冷グッズを巻くなどの対策を取ることが重要です。
また、熱中症の疑いがある場合は脇や首などに保冷剤を当てたり、体に水をかけてあおいだりして体温を下げることを最優先にしてほしいということです。