サッカーアルビレックス新潟は20日、FW矢村健選手がJ2藤枝に完全移籍すると発表しました。矢村選手は「力になりきれなかったことをとても悔しく思います」などとコメントしています。
矢村選手は2019年から新潟に加入し、昨季まで2シーズン藤枝に期限付き移籍。今季から復帰し、リーグ戦23試合に出場、4得点を挙げる活躍を見せていました。
【矢村選手のコメント】
このたび、藤枝MYFCに移籍することになりました。J1残留に向けて、力になりたい気持ちはすごくありました。
なんとしてもアルビでという想いで、今季は期限付き移籍から復帰しましたが、なかなかチャンスを掴みきれず、力になりきれなかったことをとても悔しく思います。
大学在籍時から特別指定としてチームに加わり、期限付き移籍していた時期も含めて約6年半、経験豊富な選手をはじめ、コーチングスタッフやクラブに関わる多くの方々から、たくさん可愛がってもらえたことに感謝しています。皆さんのおかげで、いろいろなことを学び、また成長することができました。ありがとうございました。
アルビレックス新潟の選手としてビッグスワンに初めて立ったとき、ゴールを決めたとき、そして、勝ったときの歓声と高揚感は一生忘れることはありません。何よりも、苦しいときも熱い声援を送り続けてくれるサポーターの皆さんは、新潟にとっての誇りだと思っています。
アルビレックス新潟でプロキャリアをスタートできたことを幸せに思います。理想的なお別れではありませんが、全力で闘ってきます。本当にありがとうございました。