北海道・知床半島の羅臼岳で男性がクマに襲われ死亡した事故で、駆除されたクマが男性を襲った個体であることが分かりました。
8月14日、北海道・斜里町にある羅臼岳で、登山客の曽田圭亮さんがクマに襲われ死亡しました。
死因は「全身多発外傷による失血」でした。
翌日、遺体の近くにいた親子グマ3頭をハンターが駆除。
北海道の研究機関が、クマが曽田さんを襲った個体なのかDNA鑑定を進めていましたが、曽田さんの衣類に付着していたクマの体毛などが母グマのものと一致したことが分かり、北海道はこのヒグマが曽田さんを襲ったクマと断定しました。