自民党は総裁選挙管理委員会の初会合を開き、総裁選前倒しの是非を判断する手続きを決める議論を開始しました。
自民党本部から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
首相が続投の意向を示している中で、総裁選前倒しを議論すること自体前例がなく、その行方に注目が集まっています。
19日午前11時から始まった選挙管理委員会では、総裁選の前倒しをめぐり、実施の是非を判断する今後の手続きなどについて議論が行われています。
総裁選の前倒しは、党所属の国会議員295人と、都道府県連の代表者47人の合計の過半数となる172人の賛同で実施できるとされていて、記名か無記名かなど、どのような形で議員らに意思確認するかが大きな論点です。
ある中堅議員は「前倒しに賛同する。首相は交代すべきだ」と意気込んでいます。
一方で、世論調査では、石破首相の続投について賛成が反対を上回っています。
ある閣僚経験者は「石破おろしをする議員の評判が逆に悪くなる状況だ」と指摘していて、世論の動向をにらみながら議員がどう判断するかが焦点となります。