夏休みの小学生向けに新潟市でエネルギーに関する出前講座が開かれました。小学生たちは実験などを通して電気の大切さを学んだようです。
8月5日、新潟市中央区の自然科学館で行われたのは身近な電気について学ぶイベント。小学3年生から6年生向けに開かれ、17人が参加しました。
電気の仕組みや限りあるエネルギーについて話を聞いたあとは…
【氏田陽菜アナウンサー】
「これから子どもたちは実験に挑戦。手回し発電機で電気を起こし、シャープペンの芯を光らせます」
子どもたちが全力でハンドルを回すと、炭素でできたシャープペンの芯に電流が流れることで発熱し、芯が光りました。
他にも燃料電池で動くミニバギー制作に挑戦。組み立てた車を動かすために使うのは塩水です。
【児童】
「走った」
次世代のエネルギーとして期待されるマグネシウム燃料電池。マグネシウムと酸素と塩水で発電できるものでその仕組みを使って子どもたちも車を動かすことに成功しました。
【児童】
「塩水で走るのが驚いた」
【児童】
「色々な旅をして家に電気が送られているのが分かって、自然の力ありがとうって思った」
【児童】
「少しずつ節約していきたいと思った」
参加した児童たちは知識を深めながら、限りある電気の大切さを実感したようです。