複数の部下に宿直業務の代わりを強制したほか、ほかの職員の面前で「仕事ができない」「使えない」などと人格を否定するパワハラをしたとして、愛媛県久万高原町は4日、50代の男性職員を減給の懲戒処分にしたと発表しました。
減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を8月1日付で受けたのは、久万高原町保健福祉課の課長補佐級の男性職員(50代)です。
久万高原町によりますと、男性職員は少なくともおととし3月ごろまでの約2年間、部下に対し、自身の宿直業務の代わりを複数回に渡り強制したほか、継続的に舌打ちや「お前」よばわりしたとしています。また別の部下に対しても、ほかの職員の前で「仕事ができない」「使えない」といった人格を否定する発言をしたとしています。
町は部下からの申告を今年2月に受け、第三者による調査をした結果、複数のハラスメント行為が確認されたということです。
男性職員はパワハラを認めていて減給10分の1(3カ月)、管理監督責任を問われ課長が厳重注意の処分を受けました。
久万高原町は「職員の管理・指導を徹底、綱紀粛正を図り、町民の信頼回復に向けて取り組む」としています。
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