埼玉・行田市で下水道管の点検作業をしていた4人がマンホールに転落し、その後、全員の死亡が確認されました。点検作業は、2025年1月に八潮市で発生した道路陥没事故を受けたものだったということです。
行田市長野で8月2日午前9時半前、「50代男性らが誤ってマンホール内に落下し、姿が見えない」と通報がありました。
転落したのは下水道管の点検をしていた男性作業員4人(いずれも50代)で、その後救助されましたが、全員の死亡が確認されました。
マンホールは直径60cm、深さ15メートルほどで下水道管につながっていて、現場では硫化水素が検出されたということです。
警察は、男性らが硫化水素を吸い込み転落した可能性もあるとみています。
現場では、2025年1月に八潮市で発生した道路陥没事故を受け、国が自治体に要請した下水道管の点検作業が行われていたということです。