スポーツの力と最先端の技術で私たちの健康をサポートします。
自慢の筋肉美を競うボディービルの大会に、疲労回復などの効果があるというアイスサウナ。
東京ビッグサイトで行われたのは「SPORTEC 2025」です。
スポーツや健康事業を展開する企業約520社が集結しました。
2025年は海外企業の出展が2024年と比べ20%以上増加しました。
韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」から生まれたベンチャー企業が開発したのが、AIを活用した運動機能検査マシン「fittrix」です。
年齢を登録し簡単な運動検査を行うだけで、体年齢を計測することができます。
上中勇樹キャスター(31):
+3歳、34歳。柔軟性、+8歳。ちょっと残念な結果ですね。
90万人以上の体のデータを学習したこのAI。
姿勢分析のみならず、けがをしやすい部分を教えてくれたり、ストレッチや筋トレなど300以上の運動コンテンツの中からその人にあったメニューを提案します。
上中勇樹キャスター:
今、注意ポイントが出ましたね。親指の向きに注意という表示がされました。トレーナーがいなくても1人でできるような仕様になっています。
ひと運動したら…。
上中勇樹キャスター:
プロテイン頂いています。
準備万端の上中キャスターが次に経験したのはトレーニングマシンです。
上中勇樹キャスター:
12.7kgぐらいでちょっとやってみたいと思います。
ウェイトのピンの位置を見ると5kgです。
日本の自動車部品メーカーが開発したのは、トレーニングマシンに取り付けるだけで重さを自由に変えることができる電子制御システム「POWER LINX」。
アプリと連動していて、画面上で簡単に0.1kg単位の調整が可能です。
さらに負荷をかけるタイミングを変えることもできます。
担当者:
ファイナルハイモードを体験していただきたいと思います。
上中勇樹キャスター:
初動はまったく力を入れずとも動くんですけど、途中から一気に負荷がかかります。0.1kg単位で選べるというのは、自分の限界というのを本当に追い込めるのかなと思います。
スポーツ庁によると、週1回以上運動をしている人は半分程度。
スポーツだけではなく美容、食品など心身ともに健康な状態を目指したウェルネス産業の市場は約45兆円です。
主催者はビジネスの伸びしろは十分にあるといいます。
TSO International・佐々木剛社長:
今、世界で一番広がっている産業は半導体・自動車よりもウェルネス産業。“健康が一番の投資”、これは世界中の今、共通言語になっているので、その中心となるのがスポーツという形になれば、われわれはやっていて非常にやりがいがある。
日本、そして世界の人々の健康増進をサポートするスポーツ産業のますますの発展が期待されています。
上中勇樹キャスター:
とても活気があったんですが、中でもAIなど科学を融合してより効果的に、より一人一人の目的に合った形でトレーニングができるマシンやサービスがたくさん展示されているのがとても印象的でした。