高校野球では来年春の公式戦から、指名打者=「DH制」が導入されることが決まりました。
日本高野連は1日、大阪市内で理事会を開き、来年春の公式戦から指名打者「DH制」を導入することを決めました。
投手の代わりに打撃専門の選手が打席に立つのが「DH制」で熱中症対策を含め投手の負担を減らすことや、部員に新たな活躍の場をつくる狙いがあります。
【高野連 井本亘事務局長】
「今、野球人口が減少しているなかで、DHがあれば自分にも試合に多く出るチャンスがあるんじゃないかという部員に出場の機会を(与えたい)」
大学野球でも来年度から全面的に「DH制」を導入することが決まっていて、学生野球全体の流れを考慮した形での決定になりました。