生活保護費約60万円を不正に受給していたとして、札幌市中央区に住む55歳の飲食店従業員の男が詐欺の疑いで逮捕されました。

 男は2023年6月から12月までの間、勤労収入があるにもかかわらず、収入がないと虚偽申告し、生活扶助費や住宅扶助費など6回にわたり、合計61万4088円を不正に受給した疑いが持たれています。

 札幌市によりますと、男は2020年8月から生活保護を受給していて、2024年11月に市が不正受給の疑いがあるとして、警察に被害を申告しました。

 調べに対し男は容疑を認めていて、過去にも不正受給していたとみられています。

 札幌市は男に不正受給分の返還を求めていく方針です。

 警察は、動機や過去の受給状況についても詳しく調べています。

北海道文化放送
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