公務員の懲戒処分のニュースです。錦町は、職員でつくる親睦団体の金、約130万円を私的に流用するなどしたとして30代の主事を31日付で停職6カ月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、錦町の地域整備課に勤務する30代の主事です。

町によりますと、この主事は、職員でつくるスポーツ系の親睦団体の会計を担当していたおととし8月からことし3月にかけて団体の通帳から現金を引き出したほか、集めた会費を入金せず、合わせて約130万円を私的に流用し、借金の返済などに充てたということです。

主事は、今年4月から病気を理由に休職していて、新たに会計の担当になった職員が不適切な会計処理に気付いたということです。

また、この主事は町の水道事業の使用料などの支払いを担当していましたが、17件の事務処理を放置し、このうち3件については私費で立て替え払いをしていたということです。

主事は、31日付で依願退職しています。

町は、主事が全額弁償していることから刑事告発は行わないとしています。

テレビ熊本
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