多久市にある食肉センターで処理された県産和牛が、台湾向けの輸出用として初めて出荷されました。

出荷式が開かれたのは多久市にある県高性能食肉センター「KAKEHASHI」です。
1日はブランド牛の「佐賀和牛」を販売している嬉野市の一ノ瀬畜産など約30人が参加しました。
今回輸出されたのは「佐賀和牛」1頭約400キロで、輸出会社を通して台湾に空輸されるということです。

1日出荷した肉は、台湾の高級大型焼肉店で焼肉として提供される予定です。

【一ノ瀬畜産 一ノ瀬定信代表取締役社長】
「やっとここまで来たなという感じと、これからより一層台湾のお客さんに安心してプレミアム感のついた牛肉を販売していきたい。台湾のお客さんからこういった牛をほしいと言って頂けるような取り組みをしていきたいと思います」

「KAKEHASHI」からの海外向けの輸出は台湾で3カ国目で、今後、台湾に向けて月に100頭の輸出を目指しているということです。

サガテレビ
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