サッカーJ2のカターレ富山は、約3週間の夏季中断期間を挟み、2日から後半戦が始まります。
まずは前半戦を終えての順位表です。
カターレは、現在17位。J3自動降格枠から免れていますが下位は大混戦。
後半戦はJ2残留に向けて正念場です。
どうチームを立て直して臨むのでしょうか。
*カターレ富山・安達亮監督
「最後の質を上げていかないといけないと得点にはならない。惜しいで終わるのではなく最後のシュートを決めるところまで何回できるか」
11年ぶりにJ2に復帰した今シーズン、第5節までは3勝1分け1敗と好発進も、その後16試合勝ちなしのクラブワースト記録を更新。
ここまで23試合を終えて5勝7分け11敗、20チーム中17位とJ3自動降格圏の瀬戸際。
全38試合のうち残り15試合。
J2残留をかけ、後半戦に挑みます。
課題は、リーグワーストの得点数の少なさ。
*カターレ富山MF18 伊藤拓巳選手
「シンプルに攻撃する回数が少なかった。まずは多くのチャンスをつくることが課題、そこを突き詰めてやっている」
巻き返しへ必要な「得点力」。
選手たちはおとといもシュートまでの連携の確認に力を入れていました。
その意識はもちろん前線の選手だけでなく、ボランチの選手も。
*カターレ富山MF6 瀬良俊太選手
「後半戦はもっとゴール前に出ていってより攻撃的な部分でチームに貢献していきたい」
安達監督が目指す攻撃的なサッカーに向け、この夏、獲得したのはディフェンダーです。
その狙いは・・・
*カターレ富山 安達亮監督
「ディフェンスを強化してそれから攻撃ということももちろんだが、むしろ後ろで
ボールを安定して持てるようにしたい。自分たちがボールを持っている時間が長ければ守備の時間も短くなる。」
2人の経験豊富なベテランを補強しました。
*新加入 香川勇気選手
「J2・大分トリニータから移籍してきました香川勇気です。(チームの雰囲気は)すごく溶け込みやすくて早速いじられていてうれしい」
新加入の香川選手、この日の練習では左サイドバックに入り、サイド攻撃の連携を確認していました。
*新加入DF 香川勇気選手
「攻守においてすごく重要なポジションだと思うのでどちらの基点にもなれるようなプレーがしたい。ゲームを落ち着かせられるようなプレーができたらと思う。」
*カターレ富山 安達亮監督
「後半戦は1試合1試合がそのシーズンの順位を決めていくような試合になってくる。まずは1試合目の再開の大宮戦にすべてをぶつけて勝ち点3を獲りたい。」
夏季中断明け、幸先の良いスタートを切ることはできるでしょうか。
カターレは2日午後6時から、ホームで5位の大宮と対戦します。