東海地方では8月1日、各地で体温超えの猛烈な暑さを記録しました。そんな中、100万人規模で賑わう「安城七夕まつり」が開幕し、会場では熱中症対策が取られ、来場者に安全を呼びかけました。
8月1日、東海地方で最も暑くなったのは三重県桑名市で、午後2時40分ごろに最高気温40.4℃を観測しました。
また、岐阜県多治見市では最高気温39.1℃を観測しました。多治見駅近くで40年続く店では、特製の醤油だれをつけて焼いた五平餅を一本一本、手作業で焼き上げています。
五平餅『もちや』の渡辺真理子さん:
「常に水分補給はしていますけど、それでも追いつかないくらい暑いです。今週に入って一気にどっと暑くなったので、本当に人が歩いていない。先週あたりまでは、年配の方も結構歩いてみえたんですけど」
さらに、愛知県豊田市では午後3時前に最高気温39.5℃を記録。その隣の安城市では、8月1日から3日間、「安城七夕まつり」が行われます。期間中は100万人ほどが来場するビッグイベントで、安城駅近くの商店街を中心に竹飾りが並び街中を彩ります。
来場者:
「すごく暑いです。娘も浴衣を着たのに『暑い暑い』ってずっと言っている」
別の来場者:
「日陰に入りながら回る予定です」
焼きそば店の店員:
「熱中症対策をしないと本当に倒れちゃいそうなので、水分補給をしっかりしてやっていきます」
厳しい暑さの中、祭り会場では、熱中症対策を呼びかけるアナウンスや、ミストが出る扇風機が設置されるなど、暑さ対策がとられていました。
さらに、会場内にある市の施設をクーリングスポットして祭りの来場者向けに開放していて、多くの人が暑さをしのいでいました。
利用者:
「すごく涼しいです。屋台で何か買ったら、ここに戻ってくる感じで」
別の利用者:
「ちょっと歩いただけで疲れちゃったので、ここで休憩しようかと言いながら、もう1時間以上居座っています」