奈良県広域消防組合の職員が、出張先のホテルで風俗店の女性を呼び、性的なサービスを受けている様子を盗撮したとして、懲戒処分を受けました。

7月31日付で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、奈良県広域消防組合・人事部付の20代の男性職員です。

消防組合によると、男性職員は警防部救急課に勤務していたことし5月、出張を終えて飲酒したのち広島市内にあるホテルに風俗店の女性を呼び、性的なサービスを受けている様子を盗撮したということです。

警察は男性職員の盗撮について捜査していることから、消防組合は「男性職員から聴き取った内容については公表を控える」としています。

男性職員は7月31日付で依願退職したということです。

奈良県広域消防組合は「消防の信頼を著しく損なう行為であり、深くお詫び申し上げます。信頼回復に向け、公務員としての高い倫理観を持って行動するよう、指導を徹底する」などとコメントしています。

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。