鹿児島市の放課後等デイサービスで、職員が利用者の児童に身体的虐待を行っていたとして、施設を運営する事業者が行政処分を受けました。
行政処分を受けたのは、鹿児島市東谷山2丁目の「セラス」です。
鹿児島市によりますと、2024年6月から2025年3月にかけて「セラス」が運営する「放課後等デイサービスこう」の職員が、利用者の障害がある児童に少なくとも4回、身体的虐待を行っていたということです。
児童が職員につばを吐きかけるなどした際に職員は指導と称して、児童の頭をげんこつで叩くなどの行為を行ったということです。
児童にけがはありませんでした。
2025年3月に虐待に関する通報があり発覚したもので、鹿児島市はセラスに対し、1日から10月末まで新規利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。