国は7月29日、福島県葛尾村の「特定帰還居住区域」を認定した。
「特定帰還居住区域」は、避難指示が続く「帰還困難区域」のなかの復興拠点以外の地域で、国費で除染やインフラ整備が進められるエリア。
葛尾村では野行(のゆき)行政区の約1480ヘクタールが「帰還困難区域」となっていて、このうち4世帯があった小出谷(こでや)地区のうち、帰還を希望する住民の住宅周辺など5ヘクタールほどが29日「特定帰還居住区域」に認定された。
「特定帰還居住区域」は大熊町や双葉町などでも認定されていて、葛尾村で6自治体目となる。