国連の欧州本部を訪れて核兵器の廃止や平和の大切さを訴える高校生平和大使の1人に大分県中津市の高校生が選ばれ、県庁を訪れました。

1998年に始まった高校生平和大使は、国連などを訪問し、核兵器の廃絶を願った署名を届ける活動などを続けています。

2025年は全国から24人が選ばれ、東九州龍谷高校の2年生の内川桃花さんが県代表として参加します。

県庁を訪れた内川さんに若林総務部長は「この活動で様々なことに触れて成長してほしい」と激励しました。

◆東九州龍谷高校2年内川 桃花さん
「私の曾祖母が長崎出身で実際に戦争を経験している。二度と同じことを繰り返してほしくないという強い思いが生まれて私の思いを行動に移せたらいいな(と思った)」

内川さんたちは、8月31日からスイスのジュネーブにある国連の欧州本部を訪れ国連の会議でスピーチなどを行う予定です。

テレビ大分
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