東京電力ホールディングスは6月までの3ヵ月間の連結決算を公表し、この期間としては過去最大となる8576億円の赤字に転落した。
東京電力ホールディングスは7月31日、2025年4月から6月までの3ヵ月間の連結決算を公表。福島第一原発での燃料デブリの本格的な取り出しの準備に向けた費用として9030億円を計上し、この期間としては過去最大となる8576億円の赤字に転落した。
東京電力は7月29日、3号機の燃料デブリの本格的な取り出しを2037年度以降に開始する計画を示していて、当初計画していた「2030年度初頭に着手」の目標達成は極めて困難な状況になっている。