8月1日午前11時32分現在、伊豆諸島付近を北上している台風9号は、1日夜から2日朝にかけて暴風域を伴い関東に最も接近し、警報級の大雨や暴風となる恐れがあります。
すでに強風域に入っている東京・八丈島から、フジテレビ社会部・大内由之記者が中継でお伝えします。
時折、横殴りの激しい雨が断続的に降るといった不安定な空模様となっています。
一方で、風は勢いを増していて、海を見てみますと、うねりのある大きな波が堤防に激しく打ち寄せているのがわかります。
海水浴場では遊泳禁止を示す赤い旗が立てられていて、1日は泳ぐことができず、人影もない状況です。
台風9号の接近に伴い、1日の八丈島では船便や空の便が欠航となっています。
また、スーパーなどでは生鮮食品が少ない状況になっていて、住民や観光客からは「いつまで続くのだろうか」と不安の声も上がっていました。
台風は今後も北上を続け、1日夜から2日朝にかけて、関東に最も接近する見込みです。
特に千葉や茨城は、暴風域に入る可能性があり、警報級の雨や風となる恐れがあります。
関東で2日正午までに予想される降水量は100mm、予想最大瞬間風速は35メートルとなっています。
大雨や暴風、高波に警戒してください。