1日朝、奈良県生駒市で糞尿などを回収していたバキュームカーが電柱に衝突しました。この事故でけが人はおらず、糞尿やにおいなどの漏れもありませんでしたが、電線が切断されたため最大460軒で一時停電しました。
警察によると、1日午前7時40分ごろ、生駒市有里町の路上で市と契約している清掃会社の作業員が糞尿などの回収を終えて、バキュームカーの車輪止めを外したところ、タイヤが後ろ向きに動き出しました。
バキュームカーは電柱に衝突し、電柱が折れて近くの住宅のフェンスにもたれかかったということです。
この事故で、けが人はおらず、バキュームカーで回収した糞尿やにおいなどの漏れは確認されていないということです。
関西電力送配電によると、バキュームカーが電柱に衝突した際に電線が切断されて一時、最大約460軒で停電が発生しました。
現在も20軒ほどで停電が続いていて、復旧は正午すぎになる見込みだということです。
警察はバキュームカーを作業員が停車させる際にサイドブレーキのかけ方が不十分だったとみて調べてています。