北海道留萌地方の羽幌町で7月31日、クマ1頭が目撃されました。クマはその後、ハンターにより駆除されています。
クマが目撃されたのは、羽幌町中央の道道747号と道道437号が交わる付近の茂みです。
31日午後2時20分ごろ、ハンターと役場の職員が箱わなを設置していると、近くの茂みに1頭のクマが現れました。
その後、クマはいったん姿を消しましたが、近くにある農業用ハウス内に忍び込み、作物のトマトを食べているのが見つかりました。
クマはトマトを食い荒らしたあと、近くの羽幌川へ移動し、行方をくらましました。
警察やハンターなどが、クマが再び現れた場合の駆除方法などを話し合っていたところ、4時間ほど経った午後6時過ぎ、再びクマが出没。同じ個体と判断し、ハンターが駆除しました。
駆除されたクマは体長約1.3メートル、推定3歳のオスでした。
このクマによる人への被害は確認されていません。