北海道千歳市のコンクリート製造工場で7月31日、作業していた65歳の男性が鉄板の下敷きになり、搬送先の病院で死亡しました。
31日午前9時ごろ「60代の男性が鉄板に挟まれている」と同僚から消防に通報がありました。
警察などによりますと、男性の「助けてくれ」という声に同僚が駆けつけると、吊ってあった鉄板が何らかの原因で落下し、男性が棚と鉄板の間に挟まっていたということです。
男性は鉄板の下敷きになり胸を強く圧迫されていて、救急隊が到着した際には意識がありましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
鉄板は20枚ほどで大きさは縦90センチほど、横160センチほどでした。また、重いもので約390キロ、軽いものでも約50キロはあったということです。
男性はクレーンを使って鉄板を移動させる作業を一人でしていたとみられていて、警察が事故の原因を詳しく調べています。