7月31日午後、国の史跡に指定されている新潟市の遺跡で火事がありました。この火事によるケガ人はいませんでしたが、竪穴式住居3棟が全焼しています。

31日午後1時半ごろ、新潟市秋葉区にある国指定の史跡、古津八幡山遺跡から「煙が見える」と消防に通報がありました。

【記者リポート】
「こちら火事の現場です。複数の竪穴式住居があったということですが、そのうちのいくつかが焼け落ちてしまったということです。現在も消火活動が続けられており、現場には焦げたにおいが立ちこめています」

消防車15台が出動し、消火活動が行われましたが、近隣住民に一時避難が呼びかけられ、再現された竪穴式住居3棟が燃えたということです。

この火事によるケガ人はいませんでした。

古津八幡山遺跡には7つの竪穴式住居があり、訪れた人が自由に出入りできるもののほか、虫を燻蒸処理する道具などの保管用として使われているものがあったということです。

警察と消防が火事の詳しい原因について調べています。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。