県大会を制した日大山形高校野球部が1日に甲子園へ向け出発する。「熱く・泥臭く・粘り強く」、ベスト8を目指して全力を尽くす。
夏の甲子園は2年ぶり20回目の出場となる日大山形高校。
8月5日の開会を前に、31日、生徒や保護者など約200人が集まり、壮行式が行われた。
渡部正信校長が「支えてくれた人への感謝と、県を代表する誇りを持って戦ってほしい」と激励すると、荒木準也監督とキャプテン・岩下瑛斗選手が意気込みを語った。
(荒木準也監督)
「1試合でも多くゲームをして、学校関係者はもちろん県民のみなさんと喜びを共有できるようにベストを尽くしたい」
(キャプテン・岩下瑛斗選手)
「甲子園でも日大山形らしく『熱く・泥臭く・粘り強く』をモットーに1戦1戦戦ってきます。応援よろしくお願いします」
(応援団)
「フレー! フレー! 野球部のみなさん、全力を尽くしてください!」
力強いエールを受け、選手たちは1日に甲子園へ向け出発する。
到着したあと、開会式直後の第1試合のオンライン抽選が行われ、そのほかの試合の組み合わせ抽選会は3日に大阪市で行われる。
厳しい熱さの中での練習・試合で大変だと思うが、短時間で集中的に練習するなど工夫しているそう。
岩下選手も、応援するみなさんも、「気温の暑さよりも試合の方が熱い!」と話していたそうで、パワーを感じられた。