中国総体2025・インターハイ。松江市では男子バレーボールが開幕し、山陰勢3校が全国の強豪相手に躍動しました。
松江市総合体育館では、1回戦が行われました。
このうち島根県王者の安来は、群馬県代表の高崎工業と対戦しました。
安来は、2年生エースの原啓太が圧巻のプレー。レフトからの力強いスパイクに。強烈なバックアタック。守ってはブロックを連発。
チームを勢いに乗せると、3年生エースの増本琉維。
破壊力抜群のスパイクを次々決め、高崎工業を圧倒。ダブルエースの活躍もあり、大差で第1セットを先取します。
【第1セット:安来25ー12高崎工業】
続く第2セットもダブルエースが止まりません。
原と増本、1本ずつ攻守で圧倒した安来がストレート勝ち。
30日からの決勝トーナメント進出を決めました。
【安来2(25-12/25-18)0高崎工業】
安来高校3年 増本琉維選手:
自分が点を取って流れを作って、チームを勝たせるという気持ちしかないです。ベスト8が目標なので、まずはベスト16を越えられるように頑張りたいです。
また鳥取県代表の鳥取中央育英は、愛知県の名門・星城と対戦。
第1セット育英は、3年生エース・御古大馳が躍動。
強烈なスパイクに、コースを見極めた軟打を織り交ぜ相手を翻弄。
第1セットを先取します。
しかし続く第2セットを落として、最終第3セット。
今大会最高到達点トップ、世代屈指のスパイカー星城の柏崎らの攻撃が火を吹き、先にマッチポイントを許します。
ここから育英は驚異の粘り。土壇場で3連続得点と食い下がるなど激闘の末、惜しくも敗れました。
【鳥取中央育英1(25-18/18-25/23-25)2星城】
開催地枠で出場した島根県第2代表の松江西は、47年ぶりのインターハイの舞台。
山梨県の強豪・日本航空と対戦しました。
部員はわずか10人の松江西。スタンドから地元の大応援団が後押しします。
2年生エース・津森優斗。そして3年生エース・砂流健介。
ダブルエースが躍動し、大声援に応えます。
しかし日本航空の強力なスパイカー陣を抑えきれず、ストレートで敗れました。
【松江西0(20-25/18-25)2日本航空】