夏の甲子園に秋田県代表として出場する金足農業高校が29日、現地に向けて出発しました。「再び金農旋風を巻き起こす」と出発式でナインが意気込みました。
2年連続8回目の夏の甲子園出場を決めた金足農業は29日、現地への出発の日を迎えました。
学校には、生徒や家族など約150人が集まり、出発式が行われました。
式では、笠原清悦教頭が「自分たちの金農野球を信じ、一人一人が自分の役割を果たし、チームの一員として頑張ることで、去年の忘れものを取り戻してきてほしい」と激励しました。
続いて、中泉一豊監督と佐藤晃真キャプテンが力強く決意を述べました。
中泉一豊監督:
「これまでやってきた思いを胸にしっかり刻み、人として、チームとして戦ってきます。今と未来をつなげる夏にしたい」
佐藤晃真主将:
「去年の悔しさを胸に、全員がリベンジの気持ちで戦ってきます。甲子園では、自分たちらしい野球で後悔のないように戦い、再び金農旋風を巻き起こします」
金足農業は30日、現地で練習を開始します。
出発式に参加した生徒は「金農旋風で優勝目指して頑張ってほしい」「野球部の皆さんの支えになるような良い応援を全校で行いたい。吹奏楽部としても、しっかりとした良い演奏ができるよう頑張りたい」とエールを送っていました。
夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選が行われ、8月5日に開幕します。