宮城県内は7月29日も厳しい暑さに見舞われています。仙台では今年8日目の猛暑日となり、年間の猛暑日日数が過去最多となりました。熱中症に厳重な警戒が必要です。
29日も県内は朝から晴れて、日差しとともに気温が上がっています。午前11時までの最高気温は仙台で35度、白石で34.3度など、各地で厳しい暑さとなっています。
仙台では今年8日目の猛暑日となり、年間の猛暑日日数が過去最多となりました。
環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高くなっているとして、宮城県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
こまめな水分・塩分の補給、室内ではエアコンを使用して涼しい環境で過ごすなど、普段以上の熱中症対策を心がけてください。
水不足も深刻です。東北地方整備局によりますと大崎市の鳴子ダムでは例年、この時期には78パーセントほどある貯水率が、29日午前の時点で0%になったということです。
こうした事態を受け、東北地方整備局は、28日の時点で通常は使わない最低水位以下の水を、農業用水として緊急放流する方針を示しています。