宮城県山元町では、津波被害を受けた農地に植え付けられた約280万本のヒマワリが、今、見頃を迎えています。
山元町高瀬。7.6ヘクタールの広大な農地に植えられている約280万本のヒマワリ。
種がまかれて約2カ月。太陽に向かってぐんぐんと成長し、今、見ごろを迎えています。
ヒマワリは摘み取りが無料。夏の思い出をそっと持ち帰ります。
仙台から
「去年はこうやっていただいて、すごくきれいに飾れましたのでうれしかったです」
東京から
「もうすごいです。いっぱいありすぎて全部きれいで。こんなの東京じゃ見られないです」
今年で8回目を迎える「やまもとひまわり祭り」。始まったきっかけは東日本大震災です。
津波の被害を受けた沿岸部一帯は農地として復旧し、ヒマワリはその肥料として作付けが開始。復興の歩みとともに、夏の風物詩となりました。
仙台から
「子供たちの背丈のヒマワリもあって、一緒にかくれんぼしながら楽しみました」
柴田から
「楽しかった」
「すごく喜んでいて、触ったりとかして楽しんでいました。本当に見事で、ぜひ皆さんに来ていただきたいです」
夏の青空の下、咲き誇るヒマワリ。
「やまもとひまわり祭り」は、7月30日まで開かれています。