岐阜県恵那市の明知鉄道に勤務する男性運転士が、運転前のアルコールの検査結果を改ざんし提出していたとして、懲戒解雇されました。

 明知鉄道によりますと、64歳の男性運転士は2025年6月、運転前の検査で呼気からアルコールが検出されたにも関わらず、ほかの社員の正常な検査結果に自分の名前を書いて提出していました。

 当日はそのまま明智駅と恵那駅の間を8往復運転していて、改ざんが発覚したあと、前日に日本酒およそ300ミリリットルを飲んだと説明したということです。

 明知鉄道は男性運転士を懲戒解雇し、再発防止のため顔認証機能付きの検査機器を導入するということです。

東海テレビ
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