今年は昭和元年から数えて、100年にあたります。

「昭和レトロ」と呼ばれるデザインが、当時を知らない若者からも人気を集め、熊本市の鶴屋百貨店でも食器や洋服などが販売されています。

昭和元年から数えて、ちょうど100年目にあたる今年、鶴屋百貨店では各売り場で「昭和レトロ」を感じられる商品が販売されています。

本館5階に並んでいるのは、花柄など昭和のカワイイを詰め込んだレトロなデザインが特徴で、若者からも人気を集める『アデリアレトロ』の鍋や食器。

こちらの氷削り器は「ハンドル回せばお目目がくるくる」というキャッチフレーズで愛された商品の復刻版です。

また、東館4階には1948年誕生、アメリカのファッションを日本に浸透させたブランド『VAN(ヴァン)』のTシャツなども7月29日までの期間限定で販売されています。

さらに、本館7階で開かれているパネル展では、2025年で創業73周年を迎えた鶴屋と熊本の昭和の歴史を写真などで振り返っています。

以前、使われていた提げ袋や案内係の制服などもあり、訪れた人たちは懐かしんでいました。

【来店客(83)】
「10歳ぐらいの頃から来ている。子供が言うには(私にとって)『癒やしの場所』。何かあったら〈鶴屋に行きたいなぁ〉と思います」

テレビ熊本
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