人手不足が深刻化する中、ものづくりの現場で活躍が期待される「ロボット」の展示会が広島市で始まりました。

【野川キャスター】
「この空間すごいですよ。映画の中で見たことがあるような無いようなそんな最先端のロボットたちが一堂に会して動いています」

広島市西区の中小企業会館で始まった展示会にはロボット機器や周辺機器のメーカーなど31社が出展し、およそ50台のロボットが並んでいます。


ゴムでできた人工筋肉を使うことで、まるで人間の指先のようにモノを掴めるロボットや3Dカメラ・AI技術を活用した最先端のロボットが展示され、見るだけでなく実際に触れることができます。

【三光電業・大下和彦 営業副本部長】
「これだけの日本を代表するロボットメーカーがなかなか広島に集結することが本当にないことなので、これが皆さんからすると非常に反響が強いものだと思う」

また、夏休みの子どもたちを対象とした車のロボットをプログラミングして動かす体験ができる「ものづくり教室」も同時開催。

【小学5年生】
「いろいろ動きとかを合わせていくのが難しい。動くのが楽しみ」

実際に動かしてみると…なかなか思うように進まない場面も見られましたが、子どもたちにとって学びの多い、夏の思い出となったようです。

【小学5年生】
「これから社会人になってもこういうプログラミングで仕事ができるようになれるからよかった」

この展示会はあす25日も開かれます。

テレビ新広島
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